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さらば「羊蹄丸」

   過日、このブログでも南極観測船「宗谷丸」のことに触れたが、丁度その

   お台場で、この船に隣接して、青函連絡船「羊蹄丸」も係留、昨年9月まで

   展示、一般公開されていた。

   「青函連絡船」は、特に昭和生まれの人間には、ある種の郷愁を感じさせる

   ところがある。北の海の厳しさ、洞爺丸事故、水上勉の「飢餓海峡」といった

   イメージが背景にあるのかもしれない。

   さてこの「羊蹄丸」が、維持費等の問題もあり、愛媛県新居浜東港に無償

   譲渡されることが決まっていて、3月25日、新居浜港に向け出航した。

   同港で、数ヶ月間一般公開され、その後解体となる。

09160022               宗谷丸から見える対岸の「羊蹄丸」

   当日の朝、連絡船関係者の打ち鳴らす銅鑼の中、羊蹄丸は静かに

   離岸、対岸の宗谷丸からも長い汽笛が鳴り響いたという。

   船も生きている如し、永遠の別れである。

   私も以前に2度、船内を見学し、当時の青函連絡船の空気を

   感じ取ったことがあるだけに、ある種の感慨をもってこのニュースを

   受止めた。

   また1つ、昭和の灯が消える。  さらば「羊蹄丸」。

   

      

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