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文化の力

   情報通によると、東南アジア諸国の若者、子供達の間では、

   我々の想像以上に、「親日」の気運が高いとのことである。

   公的な国際関係・事情(政治・経済・社会)だけを見ていては、

   必ずしもそれら諸国と親密な関係が維持されているとも思えないだけに

   一寸「押えて」おきたい動きである。

   「親日」の背景を辿ると、どうやら我が国の 「アニメ」「漫画」「芸能」

   あるいは「電化製品」といった分野にあるらしい。

   私自身疎い分野だが、これが案外無視しえない「民間文化交流」の

   重責を担っているとのことである。

   様々な経済援助や経済協力が、案外その国の国民にまで浸透していない

   事と対比すると、若者達のこころを掴む、これらの文化の「力」の大きさを

   改めて思い知る。

   そういえば、我々世代より上の人達も、戦後、アメリカの「文化」 たとえば

   映画・音楽・車・生活様式等々に何がしかの憧れの気持ちを抱いたことは

   否めない。

   戦勝国米国、対日政策 等 政治的「理屈」抜きの話である。

   親米派と称される人達には、心の奥底に「若き日の憧れ」の残照が

   灯っている、というのは言い過ぎだろうか。

   今、我が国と東南アジア諸国との関係が、丁度当時の日米の文化

   伝達関係の「構図」に似ているようにも思われる。

   今日、政治・経済制度のグローバル化に偏重することなく、国際交流に

   おける文化の「力・効用」を再認識する必要がありそうである。

   

   

   

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