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2012年9月

箸休めの一席

   「風が吹けば桶屋が儲かる」 の「ことわざ」も顔負けの

   「惑星から 鞍馬天狗飛び出す!」 話を一席。

   天文学というものには、それこそ小学生並みの知識しか持ち合わせていないが。

   それでも、太陽系の惑星の名前くらいは知っている。

   小さい頃、「水、金,地、火、木、土、天、海、冥」 と、声を出して

   覚えたものである。

   この9番目の惑星 「冥王星」は、2006年頃だったか、わけあって、

   惑星の仲間から外され、「準惑星」の地位に 「降格」させられた事は、

   周知の通りである。

   この「冥王星(プルート)」

   発見は、1930年。 トンボ? が発見した。

   いや、早まってはいけない。 正式名は クライド・トンボー

   れっきとした、米国の天文学者である。

   この惑星に、 和名で 「冥王星」と名付けた、命名者が「野尻抱影」である。

   抱影は、英文学者、天文民俗学者で、随筆家でもある。

   「星・星座」に関する多くの書を残している。

   さて、この「野尻抱影」。その分野に関係する人達にとっては、当たり前の

   常識なのであろうが、 恥ずかながら、小生 最近まで、抱影が

   「大仏次郎」の兄ということを知らずにいた。

   ほう、そうだったのか。

   ・・・・と、もうお解かり頂けよう。

   そう、「大仏次郎」といえば、やはり「鞍馬天狗」が出てくるではないか。

   -----

   というわけで、

   お粗末ながら、 「惑星から鞍馬天狗飛び出す!」 の一席。

金メダルの「水」

       ーーー  名酒(名水)あるところに名水(名酒)あり  ーーー

   以前、ほんの一時期、生業(なりわい)の関係で、「京都御所」近くの

   マンションを借り、慣れない自炊などをしたことがある。

   自炊といっても、ご飯だけを炊いて、近くのスーパーで適当に出来合いの

   ものを買ってくるという程度である。

   ある時、御所の近くに有名な「名水」の出る井戸がある。というのを聞き付けた。

   京都三名水、梨の木神社(御所の東側) 染井の井戸である。

   モノは試し、早速ある朝、空のペットポトルを数本携え、出掛けてみたのである。

   すでに数人の行列・・・・のあと、ようやくゲット。 持ち帰る。

   さて、その「名水」は如何ばかり。

   水というものは、こうも違うものかと改めて思い知ることになる。

   まず、とりあえずコップで一杯。確かに旨いが、まあこんなものか、という程度。

   ところが、試しにその水でコーヒーを入れてみて・・・驚いた!

   全然違うのである。

   ウィスキーの水割り・・・・  全然違うのである。

   即席ラーメン・・・・・・・・・  全然違うのである。

   さらに、その水でご飯を炊いてみた。・・・・   全く違うのである!

   別段、舌が肥えているわけでもない私にも、その違いが歴然なのである。

   一流料理店や、本格喫茶店が「水」にこだわる筈である。

   どうやら、人間というものは、身近にあるもの、手軽に手に入るものには

   気配りに欠けるところがあるのではなかろうか。

   誠にもって、「水」恐るべし、を体感した次第である。

   

   幸いにして、今住んでいる地域の水道水も水質良好で、評判もよく、

   「放射性セシウム」の検出も皆無で、安心して飲むことができるが、

   流石に、「染井の井戸水」には適わない。

   また機会でもあれば、あの水で、「水割り」でも飲ってみたいものである。

   

   

   

   

ある公開質問状

   特定の「雑誌」を宣伝する意図は全くないが、「文芸春秋」の10月号は、

   現況に沿う、興味深いテーマを取り揃えていた。

   関心の方向は、夫々人様々だが、たとえば目次から2~3拾い出すと、

   次のようである。

       「国会改革」 憂国の決起宣言

       「領土紛争」の深層

       人生を変えた伝説の名授業      等

   興味深く目を通した中から、ある報告(記事)を取上げる。

   「国会改革」のテーマ関連で、衆参国会議員に対する公開質問状(アンケート)の

   結果である。

   アンケートは、「決められない国会」(ねじれ国会等)をどうすればいいか、

   という主旨(問い掛け)で、議員の適正人数、一院制への移行、首相公選制

   などについて意見を求めている。

   質問状は、衆参全国会議員に出状しており、その回答(回収)率は次の通り。

                対象者     回答    回収率      

        衆議院    479名    67名    13.9%

        参議院    242名    29名    11.9%

         計      721名    96名    13.3%

   アンケートの内容も、現職議員がとう考えているのか、国民としても知りたい

   ところであり、真摯なアンケートだと思うのだけれど・・・・。

   回収率はこんなものなのか。 (一寸寂しいですネ)

   さて、結果をみると、たとえば適正人数については、

     衆参組み合わせの例として             回答者

        衆院   400   参院  200        20名       

              300        100        15名

        現状のままと答えた人               2名 

   大半の議員は、なんらかの減員は必要と考えており、現状のままでいいと

   答えた人は2名のみである。

   恐らく、このアンケートの非回答者も、与野党共々、なんらかの減員は

   時代の要請(流れ)と、捉えているのであろう。

   にも係らず・・・・。

   遅々として進まない事こそ、皮肉なことに「決まらない国会」

   「決められない国会」の現状そのものである。

   一院制の質問に対しては、

   衆議院では、回答者の6割(41名)が一院制に賛成している。

   参議院のなかでも9名が賛成としている。

   やはり、現状の「参議院」のあり方、に疑問を感じなんらかの問題意識を

   持っているということであろう。

   ただ、軽々に一院制にしてしまえ、という考えは、果して如何なものであろうか。

   それによって全ての現状の問題点が無くなるわけでもなく、ここは慎重な

   思考が必要かと思われる。

   その辺をもう少し確認したいところである。

   この「公開質問状」に関連して、付言。

   近く行われるであろう「選挙」に関して、勿論「ポスター」や「選挙カー」、

   あるいは「公約列記」も必要なんだろうが、 いつまでも旧態依然の

   仕組みだけでは如何なものか。

   各候補者について、「○○についてどう考えているか」あるいは

   「なにも考えていないか」 が、明らかになる画期的なシステムが

   考案されないものであろうか。

   それも、一方通行の説明を聴くのではなく、「個人面接」のように

   次々と歯応えのある「質問」をぶつけていく。

   優秀な面接官にかかると、、ボロボロとボロを出す人も出てくるに違いない。

   そうなれば「信を問われる」ことももっと面白くなるのだが・・・・。

   

        

   

       

敬老の日に

   9月17日 世間では3連休の3日目。敬老の日である。

   朝早くから上野に出掛けた。

   9時半過ぎに係らず、上野の森美術館ではすでに長蛇の列。

   「ツタンカーメン展」である。

   さらに、東京都美術館の「マウリッツハイス美術館展」も同様に、恐らく

   数百メートルの列であろう。

   例の、「真珠の耳飾りの少女」(フェルメール)である。

   これらの光景には、改めて驚愕した。

   文化国家、日本。 決して「暴徒」の集まりではない!

   これらの列を横目に見ながら、今日の私のメインは、国立博物館の

   「秋の特別公開」(たとえば菱川師宣の「見返り美人図」など)。

   注目の2つの美術展があるためか、祭日とはいえ、比較的空いていたのが

   ・・・・(思惑通り)?。

   時間を掛けてじっくり見て廻った後、実は今回初めて本館裏の庭園に

   入る事ができた。

09170005

09170004

   さて、ぶらりと外に出て、動物園の前を通ると、本日、老人!は無料との

   看板があったが、本日はパス。

   少し足を延ばし、久しぶりに「旧岩崎邸庭園」に行くことに。

   以前にガイドの方から詳細な説明を聴いたことがあるので、

   勝手知ったる他人の館。

   建築設計は、偶然にも「博物館」と同様、「ジョサイア・コンドル」である。

09170011

09170010                      和館 (書院作り)

   帰路、喫茶店に立ち寄り、一休み。

   私なりの 充実した 「敬老の日」であった。   

    

総理辞退の弁

   あえて断るまでもないほどの「ジョーク」を1つ。

   少し、わさび、胡椒を利かせるつもりだが・・・。

   「総理のポストを、」 と乞われても 丁重にお断りするつもりである。

   その意思は固い (早くも ジョークモードに入っています)

   まあ、他からの哄笑蔑笑か、それとも 唖然とされて無視、のどちらかだが、

   あえて、星の数ほどある、辞退理由のなかから、2つに絞って、以下辞退の弁。

   佐々木毅氏(新聞記事)によれば、

   昨年1年間、日本の首相の国会出席日数は127日であった由。

   1年のうち、3日に1日は国会に縛られていたことになる。

   因みに    イギリス首相    36日  (1週1時間)

           フランス首相    12日

           ドイツ  首相    11日         である。

   他の大臣も大同小異で、他国に比べて、数倍から十倍も国会審議に

   費やす時間が多いとのことである。

   この実態について、誰もなにも感じていないのであろうか。

   時間を掛けるだけの有効かつ充実した成果があればやり甲斐も

   あるが、はたして現実はどうか。

   砂を噛むような質疑の繰り返し、何も決まる事のない形式的審議。

   佐々木氏曰く 「現実には、国会は物理的消耗戦の舞台・・」と表現されている。

   折り返し後の貴重な人生で、1年の3割以上もこのような事に費やしている

   ヒマ(?)はない。

    

   あと1つの理由は、「総理の1日」である。

   何時の頃からか、総理の1日の中身が新聞に発表されるようになった。

   出席した会議、行事 誰と面談したか等々である。

   私個人的には、公けになって困るような行動なり実態は全くない。

   (・・・ 筈である、  おそらくない  ないだろう )

   したがって、「総理の1日」 反対をするものではない。

   問題は、プライベートな次元での云々ではない。

   極秘会談等については、当然おおやけにされていないとしても、

   敵対する国(あくまで外交上)にとっては、これほど戦術を立てやすい

   国はないのではないか。

   動静をトレースし、分析していれば、リーダーの動きが「まる裸」状態。

   総理が夜誰と食事しているかまで日々克明に教えてくれる国・・・。

   平和日本の大人の風格、という点では極めて魅力的な風土ではあるが。

   一方、要人が公に出ない理由が不明という情報開示レベルの国もある。

   これで国際社会のなかで、対等な外交交渉が可能なのだろうか、 

   よほど感覚が人間離れしていないと持たないのではないか。

   総理が次々替わる筈。 

   辞退の2つ目の理由である。

   

   

   

   

   

   

   

風評と流言

   広辞苑によると、

   「風評」は、  世間の評判、 うわさ、 とりざた、 風説、 とある。

   原発事故に伴う、福島県の作物に対するあらぬうわさに、多くの農家や

   業者が影響を受けたことは周知の通りである。

   たとえ悪意や、意図的なものでなくても、一寸した「とりざた」が1つの

   かたまりとなり、「風評」として動き出すと、予想もしない甚大な被害を

   撒き散らすことにもなる。

   いわゆる「風評被害」である。

   因みに、旧版の広辞苑にはまだ「風評被害」という言葉は出ていない。

   社会に対する影響度合いが、知らず知らずのうちに強大になり、

   思いもよらない力となり、社会を動かしている面がある。

   政治、経済分野においても例外ではない。

   ある意味、最も「風評」に左右されるところがある。

   風評に似た言葉に「流言」がある。

   通常、「流言蜚語」として使われる事が多い。

   同じく広辞苑によると、

   根拠のない風説、 ねなしごと、 浮言、 流説  とある。

   また「流言蜚(飛)語」としては、

   根のないうわさ、 無責任な評判、 いいふらし  とある。

   「風評」に比べ、「流言(蜚語)」は、やや意図的、悪質なニュアンスが

   あるようだ。

   陥れるために、あらぬ情報をわざと垂れ流す、

   という場合もありうるのであろう。

   これら「風評被害」「流言蜚語」に対しては、しかるべき対抗手段として

   速やかな公式見解の発表(通達)等が必要である。

   現状、時代に追いつかず、後手後手のところが見受けられる。

   ところで、一方、これら情報(風評、流言)の取締りが行き過ぎると

   大変なことになる。

   渡辺一夫(フランス文学者)の敗戦日記のなかに、ある逸話が記されている。

       1945年 7月 23日

          有楽町のビルの鎧戸が爆風でへこんでいた。

          二人の男が「これは爆風だ!」と言ったら

          「憲兵」に捕らえられた。

          曰く  「お前はほんとうにそれをみたか?」

          「いえ、でもこれは爆風です」

          「見ないのにどうしてそう言える。{流言ヒ語}だ(原文のママ)」

   こういう時代もあったのである。

   こんな事で、捕まったら堪らないではないか。

   コンピューター時代の今日。益々 情報の管理、取り扱いが

   重要になり、複雑化が急進展する。

   方向を間違えると、脅威の存在となり、人間の方が振り回される事になる。

涼しいひと時

   年齢、あるいは性別、境遇に関係なく、硬直した生き方はいかにも息苦しい。 

   肩肘張るばかりでなく、柔軟に力を抜いて一息いれる。

           夏の草花に水をやる

           森の中を歩く

           午睡を貪る・・・・・・・。

   昨今の政治、経済、社会 ・・・ どれもこれも ストレスを撒き散らす。

   さらに 今夏の猛暑が 性懲りもなく今も続く。

   こういう時こそ、せめて心根だけでも 柔軟に、意識的に

   「涼しいひと時」に身を置きたいものである。

                   ミラボー橋

             

             ミラボー橋の下をセーヌ河が流れ

                   われらの恋が流れる

                 わたしは思い出す

             悩みの後には 楽しみが来ると

                   日も暮れよ  鐘も鳴れ

                   月日は流れ  わたしは残る

                     ・・・・・・・・

              日が去り  月がゆき

                     過ぎた時も

                 昔の恋も 二度とまた帰ってこない

              ミラボー橋の下をセーヌ河が流れる

   

                    日も暮れよ  鐘も鳴れ

                    月日は流れ  わたしは残る

                                   アポリネール

                                   堀口 大学 訳

          

  

あるエピソード

   読売新聞は、正力松太郎がその基礎を築き挙げた。

   社史年表風に、創成期の主だった事柄をみると次の通りである。

        1874年   「日就社」 が「読売新聞」創刊

        1897年   新聞小説 「金色夜叉」(尾崎紅葉) が人気沸騰

        1917年   「日就社」から 「読売新聞社」に改称

        1924年   関東大震災の影響から経営難で売りに出たのを

                正力松太郎が買収。社長として手腕を発揮。

                今日の読売新聞の基礎を築く。

   正力松太郎は、警察官僚、後に衆議院議員になっている。

   社長就任後、読売を今日の1大メディアに仕上げるのと同時に、

   読売巨人軍や日本テレビの生みの親としても名を残している。

   新聞社の買収に関して、あまり世に知られていないエピソードがある。

   買収額は当時の金で10万円。

   正力はこの資金を「後藤新平」から借りている。

   (以前の上司、部下の関係だけだった由)

   後藤は,大臣、東京市長を歴任、当時は内務大臣として、震災後の

   復興担当として辣腕を振るい、その時の都市計画が、今日の東京都の

   都市骨格を形成しているとまでいわれている。

   その後藤も10万(当時)の金があるわけではない。

   彼は自宅を抵当にいれ工面(借り入れ)して、正力に貸し与えたという。

   後藤が亡くなった時、その事を後藤の長男から聞かされ、正力は驚愕

   それ以来、後藤家に対する恩義を忘れることはなかったという。

   潰れかかった新聞社を買収、新規分野に進出する正力の決断。

   自ら借り入れまでして、融通した後藤の男気。

   これらによって、今の読売新聞がある。と思うと、なかなかのストーリーでは

   ないか。

   以上は、後藤新平の孫がどこかで語っていた逸話である。

   さて、ここからは、このエピソードから少し離れるが・・・。

   不思議の人、「鶴見俊輔」は 後藤新平の外孫である。

   氏の母上、愛子さんが後藤新平の長女という関係になる。

   因みに、社会学者 「鶴見和子」は氏の実姉である。

   後藤新平は、通常のモノサシでは推し量れない、桁外れのところが

   あった人らしい。

   その孫 「鶴見俊輔」も不思議の人である。

   学生時代、氏の講義を2~3度聴いたことがある。

   当時から、その風貌は老成していた。

   桁外れで、  早熟の人でもあったのであろう。

   上記エピソードは、氏の発信である。

   

   

   、

                    

机上の空想

   ある方の「国会議員は契約社員」という指摘に、面白い視点、と受止めた。

   言われてみれば、確かに契約社員の如しである。

   基本年収だけで2千万円台の超高給契約社員ではあるが。

   彼らは、この資格を得るために、膨大なエネルギーと先行投資、多くの人達の

   物心両面の支援によってこのポストに辿り着く。

   ただ、ようやく議員(社員)の席を得ても、期限が来れば全員契約解除。

   契約の継続が約束されているわけではない。

   特に衆院の場合、「解散」ともなると、途中全員契約解除となり、

   契約社員の悲哀を味わうことになる。

   考えてみれば、不安定な職業である。

   そこで、どういうことになるか。

   彼らにとって最大の関心事は「契約の継続」。 ものごとの道理である。

   もし解除のままとなれば、本人はもとより多くの人達にも多大な影響を

   与えることになる。こうなっては大変。

   期限真近、あるいは解散気配ともなれば、仕事(本業)なんかやっている

   場合ではない。

   ただ一筋 契約の継続・・・に奔走する。魂を売ることすらありえる。

   契約社員の性(さが)というか、宿命なのであろうか。

   さて、以下は夏の夜の(あくまでも)空想話である。

   国会議員を「正社員」にしてあげる。

   国民から信託(選挙)を得た議員は、期限を定めず、好きなだけ議員を

   させてあげるのである。契約解除を気にすることなく、のびのびと仕事を

   してもらうのである。

   但し、正社員には、正社員として過酷なまでの厳しさがあるのは

   言うまでもない。(民間では普通のことだが・・・)

   一定期間毎の資格査定、実績評価 (当たり前の事)

   それに伴い、年収が違ってくる。(当たり前の事)

   今までのようにベテランから新人まで一律年収はありえない。

   能力不足、実績不可の場合は最低賃金レベルまでのダウンもありうる。

   国会議員の本来的役割は、法律を媒介として国、国民をあるべき方向

   (信任が前提)に 導き実現させることである。

   多方面にわたる膨大な法律の今日的検証、見直し、修正(改正)

   新法律の設定がその具体的業務である。

   議員を3~5年もやって1本の法律起案もない人、係れない人は、不適格者と

   看做される。

   議員たちは、必死に勉強し、能力を高めないと仕事についていけない。

   地元のお祭りに顔を出すことが仕事などと、ピントの外れたことを言っている

   余裕はない。

   その代わり、実績を挙げれば、今まで以上の報酬が期待でき、自ずから

   重要な仕事(ポスト)が能力主義によって循環してくるようになる。

   これらの世界に馴染めなくなった人は「辞表」を書くしかない。

   正社員の欠員には、一定時期に選挙によって補充する。

   国政そのものが、国民により一定以下の支持率しか得られなくなれば

   「解散」となり、正社員といえども退職を余儀なくされる。

   (民間では当たり前の事)

   一応定年は定めるとして、能力、実績如何で、優秀な議員は期限(選挙)を

   気にすることなく、議員としての職務に励んで下さい、とする仕組み。

   突飛なようだが、民間の競争社会では当たり前の話。

   とまあ、こんな現実離れした空想話でも思い描いていないと、

   昨今の政界はいかにも「寝苦しい」。

   くれぐれも、「国民の生活が台無し」にならぬよう願いたいものである。

   

   

   

   

   

   

   

   

日本の競争力

   世界経済フォーラム(スイスの経済研究機関)の2012年版 国際競争力

   レポートが発表された。

   日本は昨年の9位から1ランク下って10位とのことである。

   何でもあり(?)の韓国が、24位から19位と5ランクアップの躍進で、

   ガンバッテおられます。

   日本のランクダウンは、昨年の大震災の影響もあり、経済的停滞は

   ほぼ想定内。

   それよりも、私は国際競争力の中身、即ち、このランキングの指標と

   それら各々の動向に関心を持っている。

   因みに、この国際競争力ランキングは、国際競争力指標(GCI)に基づく

   12の指標(大項目)によって、順位付けされている。

   12の指標は、次のようである。

            1.    制度

            2.    インフラ

            3.    マクロ経済現況

            4.    保健衛生

            5.    初等教育・高等教育・職業訓練

            6.    商品市場効率

            7.    労働市場効率

            8.    金融市場の成熟度

            9.    技術発展

           10       市場規模

           11。    ビジネスの先進性

           12.    技術革新

   日本の場合、技術発展、改革、 発明性、 製造プロセスの先進性など

   製造分野のレベルは、依然として世界トップクラスのレベルを維持して

   いるが、マクロ経済現況、特に 国内総生産比の政府債務残高

   (いわゆる財政赤字状況)が最低レベルで、大きく足を引っ張っていること、

   電力供給力が、17位から36位にダウンしたこと、などが目立っている。

   保健衛生、教育分野等については、引き続き上位ランクにある。

   ランクそのものや、そのアップダウン、国際比較で、一喜一憂する必要も

   ないが、各内容の動きを細かく検証しておく事は、国際社会のなかでの

   日本の置かれた位置、等々からもそれなりに意味があるのではなかろうか。

   たとえば、精緻に分析することによって、各国の長所・短所 問題点

   課題等 検討の参考にはなるのではないだろうか。

   一般紙ではどうしてもランク(の上下)だけにスポットが当てられた報道に

   なるのはやむをえないところもあるのだけれど・・・。

   

   

   

   

    

       

   

元総理の・・(続き)

   先に、宮沢喜一は原稿なしでスピーチを・・・と書いたが、現在ある党の党首の

   原稿なしスピーチを聞いたことがある。

   その時 彼は冒頭で、「今日は担当からこういう話をしろと原稿を渡されたが、

   自由に私の思いを話す」とことわり、 聴衆から拍手を受けていた。

   宮沢喜一ならこういうことは言わない。

   テレビ時代の影響か、こういう小手先のつかみ(話法)が結構ウケル時代に

   なったということだろう。 聴衆もこれで拍手をするのである。

   話は違うが、前尾繁三郎は、選挙期間中も書斎で本を読んでいた、という

   逸話を思い出した。 こういう政治家はもう出てこないだろう。

   今の政治家は大変(?)である。

   さて、「ナマ」政治家の続きだが、たとえば元衆参議長を思い起こすと、

   江田五月、土井たか子 扇 千景・・・ 

   江田、土井は、中身は兎も角、スピーチは上手かった。

   扇 千景を初めて見たのは、京都南座。まだ政治家になる前である。

   旦那(若かりし頃の現人間国宝)の舞台を見に来ていた。

   その後、ある経済人の御曹司の結婚式で見掛た。主賓の席で隆々と

   されていたのを、はるか後方の席から垣間見ていただけである。

   さてお祝いのスピーチ内容・・・ 残念ながら記憶にない。

   豪華な結婚式を挙げたアノ御曹司・・・今どうしているか・・(余計なことか)。

   とまあ、人間長く生きていると様々なことに出くわし、いろいろな人との

   邂逅。・ 垣間見がある。

   同時代を生きた人の直接肉声を聴くことは、それなりに意味があるのでは、と

   今も思っている。

   あたかも、野球フアンが、直接長嶋、王のプレーを「ナマ」で見たことを

   何時までも記憶に留めているように・・。

   ところで、元総理で1人抜けている人がいた。

   管 直人  選挙区が近隣で、選挙期間中1~2度見掛たことがある。

   それだけのことだが、一応書き加えておかなければなるまい。

   

   

   

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