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2013年8月

離宮拝見

Dsc00076                (迎賓館 赤坂離宮 正面中央本館)

     「迎賓館 赤坂離宮」については、以前にも訪れた際、このブログで

     触れたことがあるが、今回は、初めて本館内を見学する機会に恵まれた。

     周知の通り、当離宮は、明治の終わり、当初は「東宮御所」として

     建設され、その後様々な変遷を経て、今日 「迎賓館」として使用されている。

     日本における唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築との事である。

     本館2階の中央大ホールをはじめ、彩鸞の間、花鳥の間、朝日の間、

     羽衣の間、と 順に説明を聞きながら見て廻ることが出来た。

     文字通り、 「豪華絢爛」そのもので、各々 調度、装飾等、目を見張る

     ものがあった。

          (残念ながら、 館内は撮影禁止)

     世に「ピンキリ」という言い方があるが、 よく芸術等々の世界で、

     ピン(一流)の作品にできるだけ多く接することの重要性が論じられる。

     そういう意味からも、この迎賓館の空間に身を置くことができたのも、

     僥倖ということなのであろう。

     因みに、本館、正門、主庭噴水池等が 国宝に指定されている。

     主庭の一角に、 米ソ元大統領(フオード、ゴルバチョフ)の植樹が

     仲良く並んで育っていた。

Dsc00079                       (南側 本館)

Dsc00080                      (主庭  噴水池)  

横文字の功罪

   「オセロゲーム」のように、 という表現で表される 現象 が周辺でも時々

   起ることがある。

   アレヨアレヨというまに、たちまちのうちに、 姿、形が変わっていく様である。

   面白いところでは、たとえば 「マニュエスト」という言葉が、何時の頃からが

   出回り、今ではすっかり定着してしまった。

   従来の 「公約」 に比して、より質的に高度で、具体的な政策 (たとえば

   実施期限、 金額(予算)提示など)・・・ と言う事らしいが、

   今や、どの政党も、政治家も、したがってマスコミも全て

   「マニュエスト」一辺倒である。

   文字通り 「オセロゲーム」のように それまでの「公約」から

   「マニュエスト」への急変振りである。

   たかが、「公約」が 横文字の 「マニュエスト」と 名称が変わっただけ、という

   見方もあろうが、

   この「オセロ現象」 少し 検証しておくのも悪くない。

   如何ほど多くのの人たちが、「マニュエスト」が好ましいと考え、その流れを

   作ったのかは、定かではないが、

   最初は、ほんの一握りの人たち(グループ)が、言い出したことが、

   ほとんど深い論証の場もないままに、いつの間にか拡がり、そのまま

   居座り、社会に受け入れられていく・・・その社会現象の事例として

   捉えると 結構関心の対象になってくる。

   社会現象も、案外 一寸したきっかけにより大きく変わる、という事でもある。

   まさか、 最近流行り?の、深く静かに潜行して世の中を変える「手口」では

   ないだろうが・・・・・。

   本来の 「マニュエスト (イギリスが本家らしい)」の趣意は認めるとしても、

   実は、今の日本の実情には馴染まないのでは・・・という疑問が

   残ったままにある。

   政権可能な2大政党が定着している体制なら兎も角、日本のように、

   ほとんどが政権未経験の、乱立気味政党から、

   これが我が党の「マニュエスト」でゴザイマスと真剣な顔で提示されても、

   大方の 国民は困惑する。

   結果は明らか、多言を要しない。

   横文字だけが 踊っている。

 

   余計な話だが、民主党が政権失墜した理由の1つは、

   この「マニュエスト」という言葉の呪縛で自らの首を絞めた、といえなくもない。

   あたかも 「オセロゲーム」のように 1つの横文字が人口に膾炙しはじめ、

   たちまちのうちに席捲するような場合は、どうしても都合のよい解釈が

   まかり通ることが多い。

   何事も「こなれる」までには時間が掛かるものである。

   然る後、 横文字も たとえば、「センス」がいい、とか、 「ユーモア」が

   溢れているとか、日本語ではかえって「ニュアンス」が伝わらない、という

   レベルに一体化される。

   果たして、この 「マニュエスト」 日本の政党に真に定着するのは、

   何時の日であろうか・・・・。

   

   

 

   

   

   

暫し地中海

     暫し地中海に浸る・・・・・ といっても

     決して、当地に出かけたわけではない。

     と、 ことわるまでもないか。(苦笑)

     東京都美術館で開催中の

     「ルーブル美術館展 地中海四千年のものがたり」 を鑑賞し、

     暫し 地中海の雰囲気に浸っただけである。

     今回は、ルーブル美術館からの 273品目 が展示。

     相当の対価が支払われているとはいえ、これだけの貴重な作品が、

     搬出されたことは、日本の文化国家としての「信用」が、今もなお

     健在の証左とまずは一安心。

     展示の構成は次のようであった。

          序     地中海世界   -自然と文化の枠組みー

          1章    地中海の始まり -前2000年紀~前1000年紀ー

          2章    統合された地中海 -ギリシャ・カルタゴ・ローマー

          3章    中世の地中海  -十字軍からレコンキスタへー

          4章    地中海の近代  -ルネサンスから啓蒙主義の時代ー

          5章    地中海紀行

     個々についての印象は、きりがないので省略するが、

     やや特異な感想を1つだけ・・・。

     紀元前に遡る数々の作品群をみていて、

     「人類は、あまり進歩、成長していない」のではないか・・・

     という感慨、というか感想を持った。

     およそ今日ある、あらゆる事物の 「原型」は すでに

     紀元前に出来上がっているのではないか、という漠とした想いである。

     美術工芸品  装飾品 絵画 彫刻 ・・・ 等々

     恐らく、哲学、思想、社会、政治 等の 「原型」も・・・・。

     

     もしかしたら、今日の我々人類は、それらの「原型」を 如何に

     塗り替え、修正、改善 しているに過ぎないのではないか・・・。

     そういえば、今、東京都が誘致に躍起となっている、「オリンピック」も

     すでに 紀元前776年に 第一回オリンピア競技が開催されている。

     果たして、21世紀、 人類は何を新たに始めるのだろうか。

日本の八月

  八月は、「日本のかたち」について、なにかと思いを巡らせる

  季節でもある。  終戦 広島 長崎 靖国 お盆 精霊流し・・・・。

  以下は、夢の中で聞いた 或る老人の回顧である。

  苦難 悔悟 難渋 の体験から 戦後            (憲法第9条 -

  「禁酒」 を 宣言する。                     戦争放棄 戦力不所持)

  この「宣言」を盾に、幾多の誘い(酒席)にも         (「結果的」に平和な時代)

  応じないで、「禁酒宣言」を遵守してきた。

  その代わり、社会の一員として避けられない        (日米安保条約)

  事態の場合は、代理をお願いする体制を構築。

  (反面、1人前の社会人にあらずという強い批判)

  世の中の情勢、社会的責任の高まりから、次第に    (集団的自衛権の行使

  酒席参加の要請が激しくなってくる              多国籍軍への参加要請)

  (呼応して 禁酒の誓いが揺らいでくる)

  ついに、断りきれなくなり、 とりあえず窮余の策として  (湾岸戦争時における

  酒席に参加はしないが、会費だけは支払い 社会的    日本の対応

  責任を果たすこととした。                    経済的援助)

  社会的地位の向上もあり、会費の支払だけでは      (憲法の拡大解釈

  許されない空気と やはり社会の一員として         後方支援活動 等)

  友好関係保持からも 「禁酒宣誓」の気持ちが

  グラつきはじめてきた。

  様々な事が契機となり、                    (集団的自衛権の行使                   

  酒席参加への検討、そのための               憲法改定の気運)

  「禁酒宣誓」の見直し乃至破棄 の検討を考える、

          戦後68年、 この老人(日本)は 今、 悩みに悩んでいる。

          苦慮の境に立たされているともいえる。

          一端、宣誓を修正なり、取り下げたりして、酒席に参加し

          酒を口にすれば、 「宣誓」の盾は利かなくなる。

          当初は条件付きで参加しても、大体酒量というものは

          エスカレートするようにできている。

          まして酒席はルールのない喧騒の場である。

          それなりの痛手も覚悟する必要がある。

          老人にとっての正しく岐路を迎える。

          果たしてこの老人は如何なる結論を出すのであろうか。

    と いうところで目が覚めた。

    真夏、八月の夜の夢、  流石に 汗びっしょりであった。          

          

猛暑に呼応する話

   それにしてもこの空前の猛暑には驚愕。

   この暑さをもたらす現象についての解説は耳にするが、

   その現象が、何故 「今夏」に生じたのか、その辺の説明を聴きたいところだが、

   恐らく 専門家にもよく解らないのであろう。

   しばらくは、積極的な行動は控え目に、守りの姿勢が無難である。

   海外での話、したがってこの猛暑のせいではないだろうが、

   スペインで、笑うに笑えない「とんま」な事が生じたらしい。

   47階の高層ビルが完成した後で、エレベーター設置を忘れていた、という話である。

   当初の計画では、20階建てで、そこまではエレベーターが設置されていたが、

   途中計画変更で47階建てで工事が無事完了した由。

   ところが、完成後 「ふと」気が付くと、20階から上にはエレベーターがなかったと

   いう次第。

   構造上、追加設置は不可能との事。

   さぞ、関係者は、全身 寒気で震えていることであろう。

   向こう岸の話として。笑って済ますようなことだが、専門家(設計者)だって

   とんでもないうっかりミスをすることがある、という笑えない教訓。

   何事でも、専門家の活用、助言は有効だが、鵜呑みは禁物ということだろう。

   また、分業(分担)は、合理的、効率的だが、必ず全体を制御する機能が

   前提であり、物事の完成までには、中間(途中)査定、チェックが必須、と

   いうことを改めて思い起される。

   今回のスペインの例は、これら初歩的ともいえる事柄が全て抜け落ちている

   ということであろう。

   それにしても、完成まで誰もエレベーターがないことに気がつかなかった

   という方が奇跡的!である。

   この建物、このまま使用するしかないだろうが、 

   居直って、モノ珍しい「観光名所(建造物)」として売リ出す案は如何だろうか。

   最上階には、階段を登ってでも訪れたい「桃源郷」のような魅力溢れる

   知的・教養・娯楽・総合施設、 と1度は訪れてみたくなるような 

   数々のアイデア・・・・。

   とまあ、猛暑に呼応したような、間の抜けた話でご容赦!

靖国の庭

     2013・8・15

        首相は、靖国神社参拝を見送り、私費で玉串料奉納ということで

        決着した由。

        戦後の「ぼたんの掛け違い」からか、「靖国問題」は、国内外で

        益々こじれが深まり、批判の対象となってしまった。

        本来なら、日本人の魂に根付いた精神性ゆたかなものだった筈

        なのに・・・・。

        首相・周辺としては 熟慮の末の落とし処といったところであろう。

        「長期政権」を見据えての、今年はとりあえずの様子見、ではないか

        というのが私なりの感想。

        さて、微妙にして、こ難しい問題は、各方面の論客達に任せるとして、

        市井の民としては、同じ「靖国神社」ではあるが、しばし喧騒から離れ、

        神社の裏手にひっそりと佇む 池庭に身を置き、今年もまた迎えた

        8・15日の想い、自分なりの感慨に浸ることに留めたい。

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政界いろはかるた

   二番煎じ、三番煎じは、なんのその

   暑さ凌ぎに 冷気?漂う 「政界いろはかるた」 を吟じてみた。

   「オレ流」 センスの集大成とあいなるかどうか。

   所詮、遊び心の洒落話。 気にいらないところはご容赦。

   い   井の中の議員  世間を知らず   (大きな声だけには 高感度)

   ろ   ろくでなしの 売国奴         (そんな人いないと思いますが・・)

   は   はなから 混迷            (一寸先は闇ともいう)

   に   人気頼りの タレント候補

   ほ   ホンネ隠して 厚顔笑顔      (選挙ポスターの顔・顔・顔)

   へ   へんな理屈で 煙に巻く

   と   年寄りの 居座り          (権力の座は 蜜の味)

   ち   チントンシャンで 談合まとまる  (大事な事ほど 密室で)

   り   立派な議員も たまに居る     

   ぬ   糠に釘の  大臣答弁

   る   類をもって集まる 新党立上げ  (なんだか胸に一物ある人たちの・・)

   を   おいしい話には 鼻がきき

   わ   「わが半生」出した途端に落選し (人生 そういうものです)

   か   神も仏も 選挙の応援       (政教分離を踏まえつつ・・)

   よ   よってたかって 無駄使い     (あれよあれよと財政赤字)

   た   たいしたことのない 先生     (ある秘書の ひとり言)

   れ   列を作って 靖国参拝       (みんなで渡れば・・・)

   そ   そつのなさ それだけでもっている

   つ   つきまとう スキャンダル      (叩けば誇り じゃなくて埃)

   ね   熱気あるのは 選挙まで      (祭りのあとの虚脱感)

   な   なし崩しの マニュエスト      (説明 不要)

   ら   楽なコースの 二世議員      (登山コースも色々ありまして・・)

   む   無駄排除 言ってる貴方がまず排除 

   う   うかつにいえない 裏の顔

   ゐ   犬にもお辞儀 選挙中

   の   喉元過ぎれば やり放題

   お   奥の手は 土下座          (最後のお願い聞いて)

   く    口調まで似てくる一年生       (政治家らしくなられましたなあ)

   や   山場になると 目を覚ます     (流石、ベテラン議員)

   ま   「まじめにやれ!」と野次将軍

   け   結論のない 党首会談       (1度位 何か 決めてよ)       

   ふ   不揃いの大臣            (りんごなら 食えますが・・・)

   こ   困った時の 入院          (アル アル・・)

   え   円満の芝居 うまくなり       (腹の底では・・・)

   て   徹夜で作成 質疑の台本

   あ   朝からご機嫌 大臣候補

   さ   さまよった挙句が この党か    (渡り歩いた結果がこれ?)

   き   聞きかじりで ボロを出す      (メモを片手に 汗だく)

   ゆ   夢のよう 各党公約寄せ集め   (まるで桃源郷のような世界)

   め   メンバーをみただけで 落胆    (実感!)

   み   身にしみる 落選生活

   し   失言も 名人芸の 常習者     (さて 誰のこと?)

   ゑ   縁の下から 顔を出し        (オレだって目立ちたい!) 

   ひ   引き際を間違え 笑いもの

   も   もとをとるまで 止めません     (つい ホンネがポロリ)

   せ   政党も老人会も よく似てる    (頑固 わがまま 出しゃばり ・・)

   す   すったもんだの 党首選び

   京     今日のところは このへんで  

         どこか1ヶ所ででも 「クスッ」 「ニンマリ」 「共感!」を得られれば

         この暑さを乗り切れそう・・・。

         まずは これにて とりあえずの お開き       (幕)

     

     

      

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