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暫し地中海

     暫し地中海に浸る・・・・・ といっても

     決して、当地に出かけたわけではない。

     と、 ことわるまでもないか。(苦笑)

     東京都美術館で開催中の

     「ルーブル美術館展 地中海四千年のものがたり」 を鑑賞し、

     暫し 地中海の雰囲気に浸っただけである。

     今回は、ルーブル美術館からの 273品目 が展示。

     相当の対価が支払われているとはいえ、これだけの貴重な作品が、

     搬出されたことは、日本の文化国家としての「信用」が、今もなお

     健在の証左とまずは一安心。

     展示の構成は次のようであった。

          序     地中海世界   -自然と文化の枠組みー

          1章    地中海の始まり -前2000年紀~前1000年紀ー

          2章    統合された地中海 -ギリシャ・カルタゴ・ローマー

          3章    中世の地中海  -十字軍からレコンキスタへー

          4章    地中海の近代  -ルネサンスから啓蒙主義の時代ー

          5章    地中海紀行

     個々についての印象は、きりがないので省略するが、

     やや特異な感想を1つだけ・・・。

     紀元前に遡る数々の作品群をみていて、

     「人類は、あまり進歩、成長していない」のではないか・・・

     という感慨、というか感想を持った。

     およそ今日ある、あらゆる事物の 「原型」は すでに

     紀元前に出来上がっているのではないか、という漠とした想いである。

     美術工芸品  装飾品 絵画 彫刻 ・・・ 等々

     恐らく、哲学、思想、社会、政治 等の 「原型」も・・・・。

     

     もしかしたら、今日の我々人類は、それらの「原型」を 如何に

     塗り替え、修正、改善 しているに過ぎないのではないか・・・。

     そういえば、今、東京都が誘致に躍起となっている、「オリンピック」も

     すでに 紀元前776年に 第一回オリンピア競技が開催されている。

     果たして、21世紀、 人類は何を新たに始めるのだろうか。

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