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2013年11月

ターナーの風景

     もう1度訪れてみたい国・・・・ と、

     格好をつけて言ってみたが、

     外国なんて、ほんの数ケ国しか知るよしもない。 

     そうしたなかで、英国は、もう1度行ってみたい国ではある。

     まず、その可能性はないであろうが。

     ということで・・・・、

     せめて絵画の世界で、イギリスの雰囲気でも味わい

     たいと、東京都美術館の「ターナー展」に行ってきた。

     まず、「充実した美術展」という印象であった。

     1人の画家の初期から晩年にいたる作品が 110余点。

     改めて、ターナーという画家のー苦悩と栄光ーの足跡を

     その作品を通じて知ることができた。

     今回の展示構成は次のようであった。 

        1.  初期

        2.  「崇高」の追求

        3.  戦時下の牧歌的風景

        4.  イタリア

        5.  英国における新たな平和

        6.  色彩と雰囲気をめぐる実験

        7.  ヨーロッパ大陸への旅行

        8.  ヴェネツィア

        9.  後期の海景画

        10. 晩年の作品

    ターナーも、時代によって、当時の批評家からは、

    その「雰囲気の画風」を理解してもらえず、不遇の

    時を経験したようである。

    ターナーの絵のイメージは、海や雲の薄ぼんやりした

    「白っぽさ」を思い浮かべてしまうのであるが、

    最も彼が多く使った絵具の色は「黄色」とのことである。

    なるほど、そういわれれば、

    「夕日が映える海」 「薄黄色の世界」

    まさしく 「ターナーの風景」である。

 

パソコンv奮闘

    久しぶりのブログになってしまった。

    何のことはない、実はパソコンが壊れたからである。

    既に9年近く使っていた「XP」だから、まあ仕方のないこと。  

    壊れたというよりも。、寿命! よくがんばってくれました。

    そこで、やむなく新しいパソコンを購入(window8).

         1日掛かりで右往左往、悪戦苦闘。

     一部精通者の助言を聞きながらも、なんとか自力で設定完了。

    ようやく、インターネット、メールが使えるようになったが、 

    今まで≪XP)とは、まったく使いかっての違うことに驚愕! 

    ほとんどすべての作業は、1つ1つ確認しないと前に進まない状況。

    なにせ、XPから8への飛躍ですからにして・・・・・。

    当分、初心者に戻って 精進してマイリマス。

秋の陽光

          昨日は、 絵に描いたような 小春日和。

          こういう日には 理屈っぽい 駄文は無用。

          昼下がり、ふらりと散歩に出た途中の

          秋の風情を撮った数葉を 掲げることにしよう。

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              場所は 国分寺市内。

              歩いて10分程度の 庭園。

              自然が残る 野川源流の地である。

                     ・・・・・ と、 ちょっぴり 地元自慢。 

ある寓話

   テレビの番組であったか、偶然「カルネアデスの板」というのを耳にした。

   確か、松本清張の作品に 「カルネアデスの舟板」というのがあったこともあり、

   少々関心を引いてしまった。

   元々の寓話は、次のようである。

       ( カルデアデスは、古代ギリシャの哲学者で、

        彼の提示した問題(寓話)である。)

 

     難破した船から投げ出された(A)が、近くに浮いていた板切れに

     しがみ付いていると、後から来た(B)も、必死にその板切れに

     しがみ付こうとした。

     この板は、ふたりにとって「命の綱」

     だが、残念なことに、この板は二人を支える浮力には乏しかった。

     二人がそれに頼れば、板もろとも海に沈むことになる。

     (A)は、自らの生命維持からも、やむなく後から来た(B)を蹴り離し、

     助かることになったが、板から離された(B)は、死んでいった。

     さて、Aは、殺人罪として罪を負うことになるかどうか・・・。

     答えは、ギリギリの生命維持から、やむなくとった行為は

     罪を問われない・・・・・         という寓話である。

    この「考え方」は、日本の法律にも、「刑法第37条(緊急避難)」として

    繋がっている。

    因みに、その条文は次の通りである。

          自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に関する

          現在の危難を避けるため、やむをえずした行為は

          これによって生じた害が、避けようとした害の程度を

          超えなかった場合に限り、罰しない。

          ただし、その程度を超えた行為は、情状により、

          その刑を減軽し、又は免除することができる。

    条文の解釈は専門家に任せるとして、要するに、

    生命を守るために、やむを得ず他者を死に至らした場合は罰しないが、

    たとえば、怪我を避けるために他を殺めてしまった場合は、その限りに

    あらず、その情状によって刑を定める、ということであろうか。

    

    さて、上記の寓話を読んでいて、ふと素人っぽい疑問が生じた。

    もし、先に板にしがみ付いているAに対し、あとから来たBが、

    力づくでその板を奪い、その結果生死が逆になった場合、

    Bは、やはり無罪ということなのかどうか・・・。

    この法の主旨からは、どうもBも無罪ということになりそうだが、

    それにしてもである。

    法の世界で仮に無罪となっても、Bにとっては 生きている限り

    いつまでも悪夢として残るに違いない。

    この寓話は、人間が生きていくことの現実的な厳しさと同時に、

    「極限における人間の良心」について考えさせられるのである。

    

    

国の家計簿

    松下幸之助曰く

        経営者は、「血の小便」を何度も経験するような苦境を経て

        なんとか一人前になっていくものである。

    国の決算について、詳細を掌握しているわけではないが、

    まあ、その「資金繰り」について、 おおよその察しは付く。

    大変な財政赤字続きで、借金は巨額に膨れるばかりである。

    民間企業なら、危機的水域にどっぷりと浸かっているか、あるいは

    すでに 破産の状態である。

    個人資産の信用でなんとか維持はしているが・・・。

    

    国会議員諸氏も、文字通り 「血の小便」状況に違いないと推察する。

    10月1日には、「やむなく」 消費税増税を決断した。

    熟慮の末ということは、一応理解する。

    こうしたなかで、過日 会計検査院から、2012年度の決算検査報告が

    首相宛提出された。

    それによると

       税金の無駄使い      630件

                       総額 4907億円

       過去3番目の高額であった、とのことである。

               ・・・・・

    民間企業や家計を掌る感覚・感性からは、この 「高等数学」は

    残念ながら解くことはできない。 考え過ぎは、それこそ「血の小便」である。

    国会議員のなかにも、真面目に、地道にコツコツと無駄の排除に

    取組んでいる人達がいることを知っている。

    それでも、一旦川筋が決まった大河の流れを変えることは

    容易ではないようである。

    ここに1つの具体的な例がある。

    ある農水省関連事業交付金の補助金支給。

      農水省  →  「独立法人」  →  都道府県 →  対象事業

        (8億6400万)    (6億6300万)

    補助金8億強の予算として農水省から「独立法人」経由で支給

    不思議なことに 6億強しか補助されていないことが明らかになった。

    2億が独立法人に滞留。

    独立法人経由の補助が昭和37年から行われており、

    滞留総額は68億に達する。

    ようやく来年度から独立法人経由を止めることになった由。

    昔の話ではなく、今年度の話というのが、切ない。   

    それにしてもである。 ここで疑問に感じるのは、

    一体、何十年の間、「会計検査院」は、どういう検査をしていたので

    あろうか ということである。

    検査院の実態をよく知らないので、偉そうなことは言えないが、

    もし、「農水省が予算通り執行しているかどうか」、といったレベルの

    検査であれば 仰々しい「検査院」と言った存在の必要もないのではないか

    と思えるのである。 さて如何なものであろうか。      

    

  

嵐山・渡月橋(追記)

     「災害後」の嵐山・渡月橋の状況が、気になっていたこともあり、

     訪ねることにした。

     もう1つ、ある角度からの「渡月橋」をこの目で確認しておきたいとの

     他愛のない動機もあった。

     定番の景観は、元通りすっかり生き返っていた。

     観光客も、例年通りの賑わいを取り戻していたようである。

Dsc00201_2                     (2013・11・4)

     さて、もう1つの「渡月橋の景観」とは、あるテレビ番組で、

     ちらっと見かけたもので、次回訪れる機会には、是非

     その「ビュースポット」に行こうと、こころに留めていたところである。

     それこそ、今まで嵐山には何度となく訪れているが、どういうわけか

     そこだけが、抜け落ちていたのである。

     今回、ようやくそのささやかな未知の願いが適った。

     以下は、その風景の数葉である。

         Dsc00203

            Dsc00204

       もう1つの景観とは、眼下に見下ろす渡月橋の全景であった。

       「絵」的には、 下から見上げる嵐山全景が「美」的ではあるが、

       「上から目線?」でみる渡月橋も、それなりに風情がある。

       まあ、これも遊びこころの一旦というところか・・・。    

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