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新聞を読んで

   誰もが経験している事とは思うが、

   新聞や雑誌を読んでいて、思わず 

   「お前さん、バカなことをいってんじゃないよ」 とか 

   「何を偉そうに下らない事を・・」 と、

   罵詈雑言を浴びせてやりたくなる事があるかと思うと、

   逆に 「そうそう、その通り!俺の言いたかったのも・・・」と、

   気分よく喝采でもしたくなるような記事に巡り合うこともある。

   今回、後者の文字通り、「最近ふつふつと感じている事」 を、

   見事に代弁?してくれているような話を1つ。

   ある大学教授の新聞論説である。

   内容は、「地方創生」に絡んだもので、 要旨を私なりに

   解釈し、その要点を記させて頂く。

     ● 地方創生の「地方」という言葉(エリア)が曖昧である。

     ● 大都会に比し、地方が疲弊という前提だろうが、

        本当にそうだろうか?

        出生率ワースト1 は東京。

        孤立した高齢者が多いのも恐らく東京

        地域の崩壊が最も深刻な地域・・東京

        格差社会の進行        ・・・東京

       決して東京が一番暮らし易いということではない。

       (大都会に比し、地方に問題ありとするのは、

        国民総生産が如何に高いか、税収が多いかという

        「経済的モノサシ」を中心の発想)

     ● 今日の日本は、どの地域もその地域特有の様々な

        問題を抱えている。

          都市問題、農・漁村、過疎、衰退観光地、

          都市難民化等々、地域夫々に深刻な問題。

     ● したがって、「地方創生」という曖昧でムード的な

        言葉で捉えられるようなものではない。 

     ● 現在の課題は、それぞれの地域を再創造して

        行くことで、「地方」創生ではない。

         ー - ー ー ー

   私には、極めて明快な論理と、受け止めることが出来た。

   如何なものであろうか。

   さらに氏も触れておられるが、今日の繁栄は、戦後の

   経済発展によるところだが、それに伴い、各地域での

   様々な深刻な問題が顕在化していることもまた現実の

   姿である。

   これらの諸問題を、夢をもう1度と再び経済の論理、

   経済的モノサシだけで対応して果たしていいものだろうか。

   私には、この「地方創生」も、「女性活躍」までもが

   なんだか、「経済」だけを見据えた「発想」に思えて

   仕方ないのだが・・・・・。 

   ある新聞記事を読んでの感慨である。 

 

 

 

 

 

 

 

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