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2015年12月

再生の原点

   人間時には原点に戻って考えてみろ とはよく聞かされた

   言葉である。

   ある新聞記事の概要。

     「 終戦の年、進駐軍の一員として東京に

       居た人(後の日系ハワイ州知事)の追憶。

       ある日、靴を磨いてくれた七歳の少年に

       パンをあげると、少年は食べずにそれを

       しまった。

       どうしてすぐ食べないのかと聞くと、

       家にいる三歳の妹といっしょに食べると

       答えた。

       氏は、この国は、必ず「復興」する と

       思ったという。 」

    その記事が載っていた丁度その日、

    「野坂昭如」の告別式が執り行われた日でもあった。

 

今年を振り返る

   今年も1年を振り返る時節を迎えた。

   人それぞれに、その感慨は喜怒哀楽様々な想いが

   駆け巡ることであろう。

     - - -

   今年の一字(漢字)は、{安」ということに決まった。

   安倍政権における安保法制云々ということらしいが、

   説明を聞くとなるほどと、一応納得はできたが、

   どうも人間が古い所為か、「安」という字からは、

   「安らか」というイメージが強く、「安心」とか「安全」とかに

   意識が動いてしまう。

   一瞬、なぜ今年が「安」? と怪訝な想いに囚われたが、

   まあこれも、多くの大衆による一捻りした感性の集大成

   ということで、理解することにした。

     - - -

   さて、その今年の政界に付いてだが

   一党独裁・・・と結論めいたことを最初に持ち出すのは

   少々生々し過ぎるので、一寸遠回りして

   「相撲界」の話からでも始めよう。

   ここ数年、相撲界は、白鵬の独り舞台の時代が

   続いている。

   文字通り白鵬独りが相撲界を背負ってきた感がある。

   先場所は、やや精彩を欠く結果だったが、これが

   調子の波によるものか、体力的な衰えの前兆なのか

   来年の相撲界に大きく影響することになる。

   こういった状況のなかで、例の横綱の「猫だまし」で

   ある。

   白鵬の心境は知る由もないが、置かれた立場なり

   環境に思い至ると、人間のこころの揺れという視点

   からも、そういうことも有りうるか、と思うのである。

   勿論、横綱の「猫だまし」は,如何にも「らしくない」し、

   多くの批判がなされたのも道理というものである。

   そうしたなかで、ある元力士が次のようなコメントを

   発していた。

   「 横綱の猫だましに批判が集中しているが、

     それ以上に、横綱に猫だましを許す(される)力士

     → 現状の相撲界 がもっと悔しがり猛省すべき

     ではないか」 というものである。

   核心を突いたコメントとして記憶にある。

     - - -

   こうして、相撲界の現状を眺めていて、ふと

   現状の「政界」も、全くよく似た様相ではないか、という

   ことに思い至ったわけである。

   細かいあれこれはあえて省略するが、

   要するに、現状のまま推移すれば、来年も現政権の

   「独り勝ち」である。

   それがいい悪いは夫々だが、二大政党による切磋琢磨

   の政治は遥か彼方。

   今、横綱に対等に勝負できる力士(野党)は見付からない。

   客観的にみて、横綱が強いというよりも、廻りが弱い

   ということではないだろうか。

   結果として、それでも民主政治は「信任を得た」となる。

   それだけに来年の政界、真に横綱としての品格、信頼が

   試される年であり、またそれを強く願いたい。

   国民の一人として 「猫だまし」だけは勘弁願いたいもの

   である。

 

 

華やかな散歩道

   開戦から一夜明けた日も、日本の自然は

   華やかで美しく輝いていたに違いない。 12月9日

        - - -

   今朝も快晴、いつものように散歩にでる。

   大体コースは決まっていて、歩数計で5000歩程度を

   時々の気侭な速度で歩く。

   どちらかと言えば、身体的効果を意図した速歩というよりも

   文字通り、廻りの景観を愛でながらの「散歩」である。

   ジョギングや速歩の人も見かけるが、人夫々。

   私の文字通りの散歩は、以下に掲げる写真からも、

   合点して頂けるかもしれない。

   我が散歩コースは、もし「東京散歩コース100選」でも

   あれば、十分候補に挙がるのではないだろうか。

   時折、小旗を先頭の団体さんが、家の前を歩いて

   おられるので、あながち私の独断でもなさそうである。

   それでは、「朝撮り?」したばかりの写真を以下に

   掲げてみる。

   Dsc00592
Dsc00590
Dsc00591
Dsc00588_2
Dsc00587
    如何なものであろうか

    コースは、他にも 池あり、森あり、広場あり、歴史的

    街道ありと、家からほんの近くからこの恩恵に預かれる

    贅沢三昧!

    老人の「引きこもり」なんかなっていられません。

    と、 調子に乗ってばかりでもいけません。

    ふと 今日は12月9日・・・・ということで、

    冒頭の言葉となった次第。

      この景観を守り続けるのも人間

      茫々としてしまうのも人間である。








 

 

 

 

 

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