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18歳の主張

   1990年代前半、我が国も「失われた10年」といわれる

   時代に突入した。

   このため、更なる構造改革の必要性が叫ばれ、それなりの

   施策が打ち出されたこともあり、なんとか2002年頃、

   一応の落ち着きをみせるようになった。

   が、その後も少子高齢化を背景として、社会保障、年金、

   介護等々の問題が顕在化していくなかで、「改革」気運も

   息切れ状態。

   この結果、「失われた20年」と言われ出す状態となり、

   それが今日まで続いている。

   近時、「アベノミクス」と言われる政策を推進中だが、

   文字通り、(道)半ば。

   ここでは、その是非は控えるが、外野席からの感想として、

   往年の「景気循環論」華やかな時代の経済(景気)対策、

   の「名残」を引き摺っているのでは・・と感じるところがある。

   さらに加えて今必要な事は、

   時代に即応した経済の仕組み、雇用、生産、流通、

   税制度等々の思い切った「構造改革」。

   この改革推進のためには、信頼される政治、様々な

   既得権者と真摯に対峙する勇気が前提。

   裏返せば、今政治に期待したい事柄でもある。

     - - -

   我々世代は、幸いにも、高度経済成長、バブル経済まで

   経験している。

   そしてそれらを踏まえた過去のモノサシで、現状を観る 

   ところがある。

   必ずしも、それが悪いとか、否定されることでもないが、

   要するに「囚われないで柔軟に」という姿勢が大切、

   かと思うのである。

   そんな事を改めて考えさせられたのが次の一言である。

     - - -

   今回から、選挙権が18歳以上からとなり、初めての

   行使となるが、それに関連して、18歳のある若者の

   発言が某新聞に掲載されていた。

   次のような主旨であった。

    「 今は不況だといわれているが、僕たちは

      子供の頃からずっとこんなだったから、

      これが普通だと思っている。

      社会が現状のままでいいとは思わないが

      日本は高度な技術もあるし、将来は

      なんとかなる」

    したがって、不安を煽るような候補者の話は

    つまらない、と言うのである。

    我々世代が見落しがちな発想に、少なくとも

    私は教えられた。

    特に これが普通だと思っている・・・という言葉に

    我々が忘れていた「世界観」を感じたのである。

    如何なものであろうか、ご同輩!

 

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