« 潮流を読む | トップページ | 18歳の主張 »

メセナの元祖

   以前にもこのブログで触れたことではあるが、

   今年は「日伊国交樹立150周年。

   多くの関連イベントが行われていることは周知の通り。

     - - -

   イタリアといえば、まず思い浮かべるのは、

   ルネサンス(文芸復興)、ルネサンスといえば・・・

   フレンチェ・・・・メディチ家・・・・文化・芸術の積極支援

   というのが、まあ順当な連想ゲーム。

     - - -

   という前置きはさておき、先日雨のなか、庭園美術館の

   「メディチ家の至宝」展を観てきた。

   実は、2度目の訪問である。

    (同じ企画展に2度訪れるなんて希有なことだが、

     格別の理由はない。まあご隠居の気まぐれ)

     - - -

   さらに言えば、メディチ家のことをよく知っている訳

   でもない。

   子供の頃に授業で、ルネサンスとか、メディチ家なんて

   ことを聞いたことがある、といった程度である。

   余談だが、イタリアに関しては、若い頃、欧州駐在の

   知人から、「欧州のなかでは、やはりイタリア(ローマ、

   フレンチェ)には1度訪れる価値はある」と言っていた

   のを覚えている。

   (されど…未だ訪れたことはなし。)

   諸々あって、なんとなく気になる「存在」として、

   どこかに埋もれているのかもしれない。

     - - -

   ということで、

   この「至宝展」、私には、数々の装飾(宝石)品も

   さる事ながら、最も注目したのが、「メディチ家の

   詳細な家系図」。

    (ふと、我が国の「徳川15代」を連想していた)

   長年に亘る特定の一族による、権力・支配構造と

   その持続の在り方。さらには、その栄華と衰退の過程。

   等々は、すでに多くの人達によって分析・論評されて

   いることだろうが、素人の私には興味深い新たな発見。

   少し、初歩的ノートでもあれば、読んでみたいという

   気にさせられた。

     - - -

   これら貴重な至宝の数々について、

   今日、まとめて目にすることができるのは、

   アンナ・マリア・ルイーザの遺言によるための由。

     「メディチ家のコレクションが、フィレンチェに

      とどまり一般に公開されることを条件に

      全てトスカーナ政府に寄贈する」

   メディチ家の文化・芸術に対する保護姿勢が、

   脈々と流れている思いがするのである。

 

 

« 潮流を読む | トップページ | 18歳の主張 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1211385/66290143

この記事へのトラックバック一覧です: メセナの元祖:

« 潮流を読む | トップページ | 18歳の主張 »