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割り切れない数字

  将棋盤は9×9=81の升目(戦場・フィールド)で勝ち負けを

  競う。

  ある棋士曰く、 81という如何にも変則な升目が、将棋という

  勝負事をより深いものにしている。80+1 このプラス1を

  縦横に、より有利に活用出来ないと、プロとして生きて

  いけない。と言う。

  常に大局的に戦況を掌握し、全体を活用、使い切るという

  事なのであろうか。

  あらゆる勝負事や、経営(組織)にも通じる言葉では

  ないだろうか。

  この81という升目、何気に見過ごしているが、将棋という

  ゲーム(戦い)において、この「割り切れない」半端な数字が

  如何にも絶妙に見えてくるから面白い。

  やはり10×10 や 8×8ではしっくりこないのである。

  何故なのだろうか・・・。

    - - -

  少し話が飛躍するが、戦国時代、戦いの場における陣形

  には、偶数の陣容(組・人数)が、二手に分かれ易いと

  いうことからも、常識的なものであったらしいが、実際の

  戦場(戦いの場)では、必ずしも整然としたものではなく、

  予備的な遊軍や影の軍団とかが多く、要するに敵方に

  容易に読まれない陣形(割り切れない数字)が主流という

  説もある。

  なんだか将棋の布陣を彷彿とさせるではないか。

  横9マスなので、必然的に前線の歩(歩兵部隊)は9コマ

  である。戦いをより深いものにしている。

   - - -

  別途、陣形〈組織)における飛車・角という夫々異質の

  存在も意味深い。

  現在、様々な組織でも、夫々持ち味の異なる二枚看板の

  参謀が重要な役割を発揮しているケースは多い。

  (例えば 外ー外交・営業  内ー総務・管理 等)

  あたかも将棋の飛車・角の如しである。

    - - -

  又々話が変るが、 スポーツ(戦い)の世界でも、

  「割り切れない数字」と縁が深い。

  たとえば、 野球は9人、 サッカー11人 バレー6人(9人)

  ラグビー15人(7人)等である。

  特に野球の場合、1~3塁に夫々一塁手、二塁手、三塁手

  でいいようなものだが、あえて「遊撃手」を加えて9人と

  するあたり、相当なものである。(当然イニングも9回)

  勝負の世界は、「整然」を好まない!

  「割り切れない数字」が、より戦略、戦術を高度なものに

  している・・・というご隠居の仮説?である。

 

 

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