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2017年9月

初秋に想う

     余計な事ながら、初秋というのは暦の上では

     立秋(8月7日)~ということのようだが、8月半ばの

     猛暑日に秋でもなかろうと、やはり常識的な感性では

     9月に入ってようやくといったところであろう。

     そこで初秋に想うことなどを以下に少々。(9月1日)

        - - -

   どの分野においても、新人の「第一声」というのは

   意味深いものである。

   作家の長い著述人生も、結局「処女作」にその作家の

   エッセンスが凝縮されている、という説もある。

   政治の世界においても、大物政治家達の新人の頃の

   発言や行動を振り返ってみると結構興味深いものがある。

   現総理の場合はどうであろうか。

   ややニュアンスを異にするが、手短なところで、

   第一次安倍内閣(2006・9~2007・8)でのスローガンを

   見てみると誠に興味深い。

   総理の人間性というか、政治家としての原点が垣間見える。

     当時のスローガンは次の通りである。

       美しい国づくり内閣

       創りあげたい日本がある。美しい国 日本

       地域に活力 成長で活力 暮らしに届く改革

       成長を実感 改革を貫き美しい国へ

       戦後レジームからの脱却

       改革実行力

   なんとも「美しい」言葉が並んだものである。

   独断だが、このスローガンからも、育ちの良さがうかがえる。

   恐らく幼少から周りの愛情をいっぱい得ていたに違いない。

   斜に構えて育った者なら、一寸恥ずかしくて公言を躊躇する

   ような華やかさである。

   当時の、このスローガンこそ総理の政治家としての

   原点なのであろう。

   第一次内閣は、本人の健康問題等云々で、退陣を与儀なく

   されたが、その後見事に返り咲き、長期政権下にあることは

   ご同慶の至り。

   一強を背景に その後もアベノミクスから 地方創生、

   さらには女性活躍、 国民総活躍社会 と進み とうとう

   「人づくり革命」にまで至る勢いである。

    (果たしてどのような人づくりを目指すのか

     興味深々。「こんな人達」には負けない力強く

     頼もしい人・・・という陰の声もあるやいなや)

   さて、 夜空に次々と打ち上げられる美しい花火も

   絢爛で素敵だが、時は初秋、 政治の世界も

   じっくりと現実を見つめ、謙虚に 地に足を付けて

   1つ1つ着実な運営を・・・というのが 一市民の

   ささやかな願いである。

 

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