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2018年1月

地元の「自慢」話

   近頃よく耳にする「パワハラ」というのには、いかにも

   他愛のない事だが、それなりに地位のある人が、目下の

   人達の前で長々と自分の自慢話をしたりするのは、

   兼好さん流に言えば、なんともこころ卑しく感じるものである。

   特に酒の席でこれをやられると、忽ち酒が不味くなると

   いうものである。

   なんの地位も持ち合わせのない吾輩も、それなりに

   気使いの1つとして、心掛けてきたつもりである。

   が、最近になって この「自慢話」にも別の一面がある、

   という 一寸おもしろい話を教えられた。

   その説というのは、それなりの高齢者にとって、

   自慢話は「長生きの特効薬」だというのである。

   人間は元々存在認知の欲求本能があり、若い頃の

   社会生活においては、多かれ少なかれ「評価」(非難も

   含め)の対象に晒されているが、リタイア―後の高齢者は

   それが急速に減少する。

   歳を経てもなお仕事や趣味の世界でスポットライトを

   浴びている人達は別として、大概の高齢者にとって、

   そうした欲求を無理に抑えたり、我慢したりするのは、

   心身共に悪影響。

   したがって、「自慢話」という自己表現は、年寄の特権、

   位に思って丁度よし、というわけである。

   さらに大切な事は、それらの自慢話を、黙って聞いてくれる

   家族や友人が居るかどうか・・・が最大のポイント、と

   教えている。なんともグサリと胸に突き刺さる説ではある。

   これらの説を全幅に取り入れて、あたり構わず自慢話を・・

   というのも品性を欠くことになるが、 この「長生きの特効薬」

   という事を頭の隅に置いておくのも悪くない、と思うのだが

   如何なものであろうか。

     - - -

   早速調子に乗って、以下に地元の自慢話でもして、

   「長生きの特効薬」を一粒飲んでおくことにする。

   生まれ育ちは京都だが、偶々縁あって国分寺に

   住み着いて27~8年になる。

   有難いことに、地元の長老・諸氏とも親しくさせて頂き、

   今ではすっかり「国分寺市民」として定着している。

   この国分寺という地名(市名)、歴史を辿ると、

   周知の通り、聖武天皇による「国分寺建立の詔」に遡る。

   少しく当時の関連年表を記すと次の通りである。

     701年 (大宝元年) 首皇子(のちの聖武天皇)誕生

                  大宝律令制定

     717年 (養老元年) 遣唐使派遣(安倍仲麻呂他)

     720年 (養老4年) 日本書記完成

     724年 (神亀元年) 聖武天皇即位

         (旱魃 大地震 天然痘流行・・・)

     741年 (天平13年) 国分寺・国分尼寺建立の詔

     752年 (天平勝宝4年) 東大寺大仏開眼供養

   さて、我が地元国分寺自慢だが、

   国分寺建立の詳細は略すと同時に、私があれこれ言った

   ところで説得力もなし、ここは聖武天皇にお任せすることに

   しましょう。

   幸い、「建立の詔」が残っているので、その一部を記せば

   我が地元自慢として十分である。

    「塔(七重の塔)を構える国分寺は国の華となるもの

     であるから、必ず立地条件の良いところを選び、

     永久に存置させるように。

     人里は薫臭が及び、遠方であれば出掛けるのが

     煩わしく集まりに不便である。

     国司たちはこれを念頭に置いて国分寺を厳かに

     飾り清潔に保つようにせよ」

  なお、国分寺68ヶ所のうち、現在市名として受け継がれて

  いるのは、我が地元国分寺のみとの由である。 

    11300013
      (国分寺 跡地)
    11300015_2

       (現 国分寺)

                             以上

 

 

 

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「日本語」の話

   ある英語(会話)が堪能な人に言わせると、

   日本人が英会話が苦手なのは、英語教育の影響も

   あるのだろうが、簡単に言えば、口から発せられた言葉を

   頭(脳)で捉えようとするからである、と言われた事がある。

   そのままストレートに「耳」で捉えなさい、聞きなさい、

   そして聞いたままを話しなさい。というわけである。

   さらに、米国ではまだ知識も朧気な幼児でもママと会話

   しているよ、と駄目押しのパンチを食らう。

   成る程そういうものかと、「頭(脳)」では解かったつもりに

   なるが、それが英会話の上達にさっぱり至らず、相変わらず

   数少ない知る限りの単語を「頭」で絞り出して並べるだけの

   テイタラクである。

   まあ私の自嘲話はどうでもよくて、これらの話からふと

   思い浮かんだ・・・日本語(会話)の話を以下に・・・。

   もしかしたら、我々日本語の会話も、流暢!に語り合えて

   いるのは、1つ1つの単語を頭で捉えているのではなく、

   あたかも「耳」で捉えたままを、記号判読のようにして

   会話を成立させているのではないだろうか。

   たとえば、 「 折角行ったのに、生憎 お店は休み」

   と言われれば、1つ1つの単語を頭でその意味を反芻して

   いるのではなくあたかも記号のように全体を耳で捉えた

   ままにその意味を理解し、次の会話につなげる・・・

   だからこそ「会話」が成立している・・・のではないだろうか。

   ところが、この短い言葉でも、頭(脳)で捉えて1つ1つの

   単語をあれこれひねり始めると 日本語が堪能?な

   我々でも結構厄介になる。

   たとえば「せっかく」と聞けば、大概の日本人はその意味を

   理解できるが、 何故「せっかく」? せっかくは「折角」だが

   何故「折れた角」が「せっかく」の意味につながる?と

   頭でひねくり始めると、当り前のように使いこなしている

   折角も何故「折れた」「角(つの)」か?の問いに

   正確に答えられる人はそう多くないのではなかろうか。

   「生憎」も同様に、何故 「生」と「憎」 で「あいにく」なの?

   ますますもって厄介である。

   その「厄介」って? と質問が続くと さて困った。

   会話には何ら支障なくこれらの言葉を使い熟しているが

   1つ1つの認識はとなると、 その程度 と思い知る。

   なんの事はない、英会話堪能者の「アドバイス」と底辺で

   よく似ているな と感じたのである。

   だからといって、これから英会話に再挑戦 とつながらない

   のが、ご隠居のご愛敬(笑)!

    (余計な事ながら言語の由来は「語源由来辞典」検索)

 

 

 

 

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数の話

   私が社会人になった頃(昭和40年代)、当時の国家予算は

   確か3兆円台で推移していたように記憶している。

   兆という単位の数字が珍しい時代で、その数値をみるのは

   精々国家予算位で、大概は、「億円」単位で済む時代で

   あった。

   それが、約半世紀後の今日、国家予算は100兆円台の

   規模である。

   1企業の年間売り上げが兆に達するのが珍しくなくなってきた

   というのだから、驚きでもある。

   そう言えば、大金持ちを「億万長者」と称したものだが、今や

   年俸億単位のスポーツ選手がゴロゴロのご時世である。

   普段何気に見過ごしているが、立ち止まって世の中を

   観察すると、時代の流れを実感する。

   それに比して、人間様の資質・能力・モラル等が伍しているか

   どうか一寸心配ではあるが・・・。

   やがて、「京(けい)」という単位の数字が闊歩する時代が

   くるのだろうか・・と思うと「ひと事」ながら一寸面白いでは

   ありませんか。

     - - -

   億だ、兆だと思案していて、ふと数の単位に関心が移る。

   昨今、ネットの検索という便法もあり、数の単位なんて

   珍しくもないが、以下に記しておく。

   あくまでメモとして記録しておくだけの事にてご容赦。

     (無限大)            (無限小)

     1                 分

     拾                 厘               

     百                 毛

     千                 糸

     万                 忽

     億                 微

     兆                 繊

     京                 沙

     垓 (がい)           塵 

     柹 (し)             埃

     穣 (じょう)           渺

     溝 (こう)            漠

     澗 (かん)           模糊

     正 (せい)           逡巡

     載 (さい)           須臾

     極 (ごく)            瞬息 

     恒河沙 (ごうがしゃ)     弾指

     阿僧祇 (あそうぎ)      刹那

     那由他 (なゆた)       六徳

     不可思議 (ふかしぎ)    虚空

     無量大数 (むりょうたいすう) 清浄

 

      数の単位に不可思議とか刹那などがあるのが

      面白い。

      あくまで漢字文化圏のもので、他にも無量大数より

      先の単位があるらしいから楽しくなってくる。

      それにしても、数の単位なのだから、3不可思議とか

      5不可思議なんて使う時代がくるのだろうか。

      今、一寸使ってみませんか

      相撲界は 8不可思議なんて、

      周りから「不思議」がられますけれど・・・。

 

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費用対効果

  年早々の話題としては、あまり芳しいとは言えないが・・・。

  正月の新聞などで、各分野のトップの方々の年頭所感を

  目にするのだが、そのなかで、特に私のアンテナに引っかかり

  関心(マイナス方向で・・)を持ったことが3つあった。

  それらの共通点が「費用対効果」というわけである。

  その3つとは、

     マイナンバー制度

     裁判員制度

     リニアモーター新幹線計画   である。

  勿論、当該トップの年頭所感だから、肯定的かつ楽観的な

  内容で、マイナンバーも裁判員制度も、夫々当初の思惑通り

  順調に定着してきており、今後益々その効果・恩恵が期待

  出来るというものであった。

  リニア新幹線も、次世代の目玉と称賛している。

  ここで、夫々について細かく触れることは避けるが、

  総じての感想として、それら所感の全てを否定するつもりは

  ないが、現状マイナンバーや裁判員制度が、当初言われて

  いた程の実効や改革に順調な成果・・・って本当? と

  言うのが正直な実感である。

  勿論なんらかの効果が生じていることは認めるとしても、

  あくまで費用対効果という視点でみた感想である。

  マイナンバーなどは、なんだか本末転倒で、折角作ったの

  だから、なんとかもっと活用する方法はないか・・・と

  思案しているように見えるのだけれど・・・違いますかね。

  (そういえば住民基本台帳カードは・・ よく覚えていません)

  リニア新幹線も、完成すれば勿論便利にはなるだろうが、

  少子高齢化社会の次世代、果たして「必需」かどうか

  考え処である。

  案外、公表はされないが、現在の東海道新幹線の老朽化

  金属疲労から、「代替」ということを密かに検討されている

  のではないか・・・と根拠のない私の独り言。

  財政赤字下で、巨額の投入してのこれらの大プロジェクト。

  私だって、国民の一人として、足を引っ張るだけが能でない

  事を承知しているし、反対のための反対をするつもりもない。

  そういえば、今の新幹線も計画段階では多くの反対意見が

  あったとの由。リニアもそれらの反対を見返すようなものに

  なってほしいものだという願いもある。

  ・・・というのが全てを次世代に託すご隠居なりの年頭所感!。

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平成30年の新春

     平成30年 3ヶ日とも快晴。

  節目の新春ということで、身を清め、厳粛な気分という

  ところだが、まずは例年通りの正月。

  例年通り・・・ということが 悦ばしき事 とも言える。

  平成30年の新春を記憶(記録)に留めて置きたいという事

  もあって元日は、近くの公園の森から初日の出を拝む。

  2日は、多摩川散策 見事な「初富士」である。

    Dsc01086_3

  家にあっては、若き日に読んだことのある中島敦の

  「山月記」などを再読。

  そして勿論 大晦日から正月にかけて酒三昧。

  今年は思いもよらない、ある酒を入手。

    Dsc01081

  酒の肴もそれなりに、酒がすすむ筈である。

    Dsc01083_2   Dsc01082

  と、 平成30年の新春は 予定通りの「出来栄え」であったが、

  さて、このブログ、私が最も嫌う世間によくあるブログのような

  様相に・・・。

  まあ、正月ということで、ご容赦!

  改めて、顔を洗い出直して参ります。










 

 

 

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