« 情報公開 | トップページ | ある提言 »

世相を読む

   昨今世間を騒がせているアレコレについて、私なりに

   概観すると、1つの共通点を感じるのである。

   それらの多くは、「旧態依然」の組織や体制から生じている

   という点である。

   相撲協会然り、レスリング協会然り、まして況や「政界」然りである。

   これらの組織や体制は、「既存の形」を守る事こそが正義であり、

   王道であるという点においても共通の要素を有している。

   ところが、そこから生じる確固たる「価値観」「倫理観」が、

   現実世間の「空気」と馴染まなくなってきている。

   そのことが、「アレコレ」の背景にある根深きモノ。というのが

   私なりの見立てである。

   その事をより深く検討する際のキーワードは「情報化社会」の

   熟成あたりにあるのではないだろうか。

     - - -

   たとえ話、として相撲協会における過日の「土俵と女性」問題。

   従前からも問題になっているテーマだが、協会内の人達に

   とって、まさかこんなに大きな問題になるとは・・・というのが

   本音ではないだろうか。

   正しくそれが、「情報化社会」に対応しきれていない「旧態依然」

   の証左とはいえないだろうか。

   確かに、ひと昔前なら、地方巡業での出来事など、たとえ

   ニュースになっても2,3日で通り過ぎるようなものだが、

   今や、即刻全国に流れ、連日テレビのワイドショウ等で

   詳細に触れられるご時世である。

   ある責任ある理事が、「トイレに行っていて・・」という会見も

   すぐさま別の画像や動画が全国に拡がるご時世なのである。

   この現実こそ「情報化社会」の良い処でもあり、怖い処でもある。

    - - -

   政治の世界においてもその様相は同じである。

   国民の民度が向上しているかどうかは定かではないが、

   少なくとも、国民ひとりひとりが入手する「情報」の容量は

   ひと昔に比べ格段に大きい。

   このことを政治家は、しっかりと弁える必要がある。

   「旧態依然」の感覚・感性で、 この程度のことは・・・と

   従来と同じ手法で軽く取り扱うと足を掬われることになる。

   「情報化社会」は、政治家がついうっかりと本音を漏らした

   ひと言でも、瞬時にキャッチし、それを全国に発信する強力な

   「力」を有している。

   今や政治家にとっての強敵は、ライバル政党以上に、

   「情報」によって敗北する時代、とも言えるのではないだろうか。

   逆に、「情報」を味方?にすると強力な力を発揮することになる。

   そういう目で、アレコレの世相を眺めていると・・・

   新たに見えてくるものがある。

 

 

 

« 情報公開 | トップページ | ある提言 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1211385/73290945

この記事へのトラックバック一覧です: 世相を読む:

« 情報公開 | トップページ | ある提言 »