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川中島「辞世」合戦

    ある本に上杉謙信の「辞世」が出ていた。

    次のようである。

      「   四十九年   一睡の夢

          一期の栄華  一杯の酒  」

    如何にも戦国武将らしい 簡潔にして 潔い 達観ではないか。

    因みに 謙信 49年の 生涯であった。

       - - -

    謙信とくれば、 さて武田信玄は?・・となるは必定。

    どうやら 次のようである。

      「  大抵還他肌骨好  不塗紅自風流  」

      (大抵は地に任せて 肌骨好し紅紛を塗らず自ら風流 )

    勝手に超訳すれば、 「世の流れに身を任せ 本音で生きるが

    風流」 といった処かな?

    世が世なら天下を取っていても不思議ではない、大物の

    風格といったものを感じる。

    因みに 信玄  51年の 生涯であった。

     (3年間 喪を秘す・・・ 黒澤明監督 「影武者」 )

      - - -

    さて、 この両雄夫々の 「辞世」 どちらが

    現代人の胸に染みるか・・・・。

    個人的な好みから言えば、やや謙信の「一杯の酒」に

    軍配を挙げたい処だが、 両雄はやはり並び立たず

    ここでも 「引き分け」ということにしておこう。

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