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事の重大さ

   ある事象に対して、その事がどれ程の重大な事か、その影響力の

   大きさがどの程度かを速やかにかつ的確に判断し、その度合いに

   応じて適切な対応が出来ないと、特にリーダーという地位にある

   人々にとっては致命的となる。

   「日大問題」などはその典型例であろう。

   このような視点からも、国家レベルで一寸気になる事がある。

   例の「森友問題」である。

     - - -

   立場(与野党)によって、思う処は夫々であろうが、我々国民の

   立場からは、「真実」が未だ見えず、釈然としないままで今日に至る

   というのが大勢を占めているのではないだろうか。

   国会での論点が、「果たして政治家の関与、指示があったのか

   どうか」に集中した処があり、「有った、無かった」の水掛け論というか

   平行線のままで終始している。

   「真実」はさて置き、そうしたやり取りのなかで、実は重大な発言が

   あった。

   官僚の「政治家の関与・指示等は一切ありません」という発言である。

   早く本件の幕引きを計りたいとするサイドにとっては、「後押し」の

   発言として捉えたであろうが、私はこれで益々「事の重大さ」が

   増すのでは、と感じた。

   即ち、政治家が関与して、スジを曲げるような事は厳しく追及

   すべきだが、今回それ以上に問題にすべきは、この発言通りで

   あるとすれば、「政治家の関与・指示が一切ない」事を、官僚が

   勝手に「公文書」に手を加えるまでの事をやったという事の

   重大性である。

   「森友問題」は、所詮大量処理案件の1つに過ぎないが、当該

   大臣も知らない(という)公文書の改ざんを官僚が勝手に行う

   事は、大きくいえば、国家体制、機構としての重大問題では

   ないか。

   外交や防衛関係の公文書を官僚が勝手に改ざんしていたら

   どうするのか。

   当該大臣が、「一部の官僚が勝手にやった事、適正に処分した」

   として、収める問題ではない。

   少なくとも、「原因の追究」・・・「それが解れば苦労しない」が

   ここは1つ、今後の対応策の為にもひと苦労願いたいものである。

 

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