光陰早や(は矢)
今年も早や折り返しの6月。
と、 毎年この頃になると 同じセリフが頭を過る。
歳の所為・・と 感嘆するのも いつもの事である。
それにつけても 月日の過ぎ行くこの速さに驚くばかりなり。
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さて、歳とともに、この過ぎ行く月日の速く感じるのは
何故なのか。
世に諸説あるようだが、 私が最も感覚的にしっくりくるのは
たとえば・・・
同じ1キロの道程を歩く場合も、初めての道は
なんだか、遠く 時間も掛かるように感じるものだが
毎日のように歩き慣れている道だと、同じ1キロでも
近く、時間的にも早く着くように感じるものである。
人生も然り ・・・ というわけである。
錯覚も含め、歳を重ねることによって、いわゆる「未知」
の出来事が少なくなり、なんとなくアレもコレも知っている、
経験していると、無意識的に軽く流していることが多くなる。
で、時間(月日)が速く過ぎていく(ように感じる)というわけで
ある。
人生のベテランの証左として、自信を持っていいわけだが、
今少し 若者時代の感覚を取り戻したいという御仁には、
先人の次のような教えがある。
「歳を経ても 常に新しい事にチャレンジする精神を持て」
言葉として得ても、身体が受け付けない・・・で、
現状 人生のベテラン振りを発揮しているという次第。
さて、ご同輩は 如何でございますか。
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