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The Last Leaf

      今朝散歩の折、青空に向かって真っすぐに伸びる1本の

   大樹を何気に見上げていた時のことである。

   眩しい程の朝の光であるが、葉はすっかり枯れ落ちて

   冬の気配。数葉を残すばかりであった。

   ふと、1本の枝に、すっかり丸まった枯葉が1つ、なんとか

   枝に残り、ひらひらと揺れていた。

   その健気ともいえる姿に目が止まり、暫く見続けていた。

   年早々の話としては、なんだか場違いのようだが、

   おもわず、オー・ヘンリーの「最後の一葉」を思い浮かべた

   事であった。

      - - -

   家に戻り、早速本棚にあった文庫本(オー・ヘンリー傑作撰)

   でその短編を読んだ。

   有名な作品だけに、ストーリーは、衆知の通りであるが、

   その都度、それなりの感慨がある。

   最後の数行を書き出してみる。

     「 ねえ、窓から、あの壁の上の最後の蔦の葉を

      見てごらんなさい。風が吹いているのに、ひらひらも

      しなければ動きもしないのを不思議だと思わなかった?

      ねえ、ジョンシー あれがベールマンさんの傑作なのよ

      ーーー 最後の一葉が散った夜、あの人はあれを

           あそこに描いたのよ 」

    - - -

   ふと我に返って、 せめてベールマンのように、

   1つでも2つでも、 世の中に役にたつような

   事が出来れば・・・・と 正月早々思ったことであった。

 

 

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