日本の景観

美観賛々

   若い頃は、思いつくままにふらっと(貧乏)ひとり旅に

   出掛けたものである。

   公私諸々加えて全国津々浦々の景観は、長い年月を

   掛けてではあるが、結構観て廻っている。

   ただ歳を経て、昨今は段々とその気力・体力も乏しく

   なってきていることは、隠しようのない現実というもので

   あろう。

   それでも、完全に家に「引きこもり」になるほどうらぶれては

   いないつもりである。

   流石に遠方(旅行)は稀だが、半日程度の「プチ遊行」は

   頻繁である。

   5月に入ってからも・・・

   片瀬江の島(遠いイメージだが、精々自宅から1時間半程度)

   多摩動物公園(同 1時間)

   葛西臨海公園・水族園(同 1時間)

   又ある時には・・・都内美術館巡り  等 と、

   この行動力は、我ながら大したものではないか・・と、

   まずは自画自賛。

   首都圏近郊だけでも、結構その気になれば、如何にも

   日本的な景観にめぐり合うものである。

   その折々に撮った写真から、面白そうなものを選んで

   数葉添付しておく。

Dsc00700

Dsc00703
Dsc00705

Dsc00685           (遠方遥かディズニーランド)

Dsc00678             (江ノ島 展望台より)

Dsc00675

Dsc00668             (調布飛行場 滑走路)

Dsc00670

Dsc00664                                     Dsc00688                                    以上



                               















 







 

 

空から見る港

   横浜ランドマークタワー(295m 展望フロワー273m)は、

   大阪のあべのハルカス(300m)ができるまでは、日本一の

   高層ビルであった由。

   従来、下から見上げるだけの建造物であったが、今回

   春の陽気に誘われ、思いつくままに、展望フロアーに

   昇った。(といってもエレベーターでほんの40秒)

     - - -

   余談ながら・・・

   数少ないささやかな自慢話として、今までに全国都道府県

   ほとんど訪れたことがある。というのがあるが、各地では、

   城があれば、必ず見学しており、今までに恐らく数十ヶ所

   は訪れている筈である。

   城がないところでは、まずできるだけ高いビル等の屋上に

   昇りその地の地形、景観を観ることを習慣にしていた。

    - - -

   ところが、東京やその周辺都市では、高層ビルが乱立

   し過ぎていることもあってか、返って関心が薄いきらいが

   あった。

   手軽に適当な高さのビルで間に合わすというのか、未だに

   東京スカイツリーも行っていないし、東京タワーやこの

   横浜ランドマークも昇っていない。

     - - -

   ということで、今回初の「横浜ランドマークタワー」である。

   港町横浜を空からゆっくりと眺める。

   なかなかの貴重な体験、値打ちがあった。

   あえて言葉は不要、写真を添付するに留める。

    Dsc00389
Dsc00392
Dsc00393
Dsc00394
Dsc00388                                  以上



神宮の森

   「形あるものいつかは朽ち果てる定め」 とはいかにも

   仰々しいが、

   一寸気になるのが、「国立競技場」の先行きである。

   一応の流れとして、計画では この7月にも解体が始まり、

   平成31年3月にも新競技場完成の予定である。

   ところがここにきて、

   現競技場をそのまま維持,改修する代替案が、

   高名な建築家(伊東豊雄氏)から公表との動きが出てきた。

   心情的に、我々世代は1964年の東京オリンピックの

   残照から、今の競技場に郷愁というか、愛着があることは

   否めない。

   一方で、国際競技ルールへの対応、耐震構造化、21世紀

   に相応しい新しいモニュメント(競技場〉の新設、等々から

   その改築も時代の流れと、郷愁を打ち消していた矢先で

   あっただけに、一寸その成り行きが気になったという次第。

   そもそも、今回の新競技場建設計画の過程が、

   充分に満足する情報公開がないままに、なんだか

   行政主導で描かれた図面の通りに進展、見切り発車で、

   という感がしなくもない。

   歴史的景観(神宮の森)、都市計画との調和、巨額の

   予算、等々様々な問題提言や議論があった割に

   案外すんなりと決まったという思いである。

   例えば、「新国立競技場将来構想有識者会議」のメンバー、

   や白熱の議論内容等あまり伝わってきていない。

   代表が文科省元事務次官、他に猪瀬元知事等14名。

   という程度。 

   (余談だが、建設コンペに入賞したザハ・ハディドは

    英国在住の女性建築家。鬼才の世界的評価。

    奇抜過ぎて建築が中断という実績!がある。

    どの程度 神宮の森をご存知か・・・と余計な

    お世話か。)

   これらもろもろのアレコレから、今回の「代替案」公表と

   いうことではないだろうか。

   如何せん、時期を逸したきらいあり。

   7月には解体が始まることになるのだろう。

   来る7年後の東京オリンピック、

   新競技場で堂々とやってください、

   後世の人たちがまた郷愁を感じるような立派なものを。

   これもまた時代の流れである。

 

 

 

 

静寂の宿

    4月20~21日  箱根仙石原に遊ぶ。

    旧友の紹介、案内で、

    客室数も頃合いで、端正でいかにも品のいい

    宿に泊った。

    このあたりで、大体海抜600mとのことである。

    既にして、すっかり静寂な山の景観。

    部屋から眺める景色も、

    視野一杯に、 濃淡のみどりに染まる樹々、また樹々。

    おもわず、それぞれに感嘆の声。

    温泉と夕食を味わった後、

    部屋のテレビを一切付けることもなく、

    只々、語り合う半世紀に亘る人生の足跡などを。

    あたかも、学生時代に戻ったかのように・・・・。

    翌朝のゆったりした朝風呂も格別。

    朝もやの中に、見え隠れする山の姿が美しい。

    帰路、タクシードライバーに、

    仲間の一人が、

    曲がりくねった急勾配の山道、さぞ神経を使うで

    しょうと、声を掛けると、

    慣れるとそうでもありません。

    それよりも、山を下りて街中を走る方が、

    信号も多く、飛び出しにも注意をするやらで、

    よほど神経が疲れます。と、

    丁寧に答えてくれた。

    私には、なんだかこの会話が、今回の小さな旅の

    総括のように聞こえたことであった。

 

 

 

 

 

 

日本の城

    Dsc00229
 
    まずは簡単なテスト問題。

    上の写真のお城は? ・・・  金の鯱 名古屋城である。

    昨年、何十年振りかで訪れ、じっくりと時間を掛けて  

    見学した。

    国の特別史跡、三名城の1つともいわれる城を堪能

    することができた。

    元気で長生きは最大の功徳。

    特に、 お城マニアというわけでもないが、

    長年、仕事やプライベートで全国を巡っている折々に 

    ご当所のお城を訪れる機会も多く、顧みれば、

    相当のお城を見学したことになる。、

    面白半分、興味半分で、いままで訪れた城を数え

    あげるのも洒落の1つ。

    というわけで、書き上げてみると以下の通りである。

    (城址も含む)

      世界遺産  二条城   国宝でもあり名勝指定   

              姫路城   国宝・現存天守閣

      国宝     松本城   現存天守閣

              彦根城   同上  

      重文     松江城   同上

              松山城   同上 

              高知城   同上

      特別史跡   函館五稜郭  名古屋城    

               安土城     大阪城

               岡山城(名勝) 熊本城

      国・史跡    盛岡城     仙台(青葉)城

               会津若松城  八王子城 

               小田原城   小諸城

               金沢城    静岡駿府城  

               和歌山城   福山城

               広島城     福岡城

     これら以外にも 岡崎城、川越、水戸、上田、浜松

     福知山、等々。

     長い年月をかけてではあるが、結構行っている

     ものと改めて感慨!。

     今後も、老後の楽しみ(すでに老境ではあるが)として

     機会があれば、ぽつりぽつりと訪れる先を増やすのも

     また至福、というものであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫宸殿

   過日、僥倖にも紫宸殿の前庭に立つ機会を得た。

   東京遷都からすでに140余年、主不在の京都御所である。

   心して撮った写真数葉を掲げる。

   Dsc00184_3


     Dsc00177

       Dsc00188
      

         Dsc00189

    このような場に身を置くと、自然に日本の文化、歴史、

    伝統といったことに想いが及ぶことになる。

    京都御所は、その歴史、背景、維持、保全面等々から

    観光客が常に、気軽に見学するというわけには  

    いかないとしても、

    折角の貴重な建造物、今少し有効活用の道はないものか

    と思うのである。

    それとも、今のままそっと静かに見守るのがいいのか。

    むつかしいところである。

    京都出身の身びいきかもしれないが、

    現在の皇居(といっても建物内を知るよしもないが)は

    外観上、どうしても城跡(江戸城)のイメージが強く、

    その点、京都御所の方が、いかにも日本的な佇まい、

    様式美(源流は古代中国だとしても)を今もなお

    具現しているのではないかと感じるのである。

 

    そうしたことからも、国内外に対し、「美しい日本」を

    発信する格好の隠れた素材。

    紫宸殿の前に立って、・・・1庶民の素朴な感想である。

 

 

 

 



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